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- 2022.08.04建築 【工事現場日記：M様邸解体前ご祈祷】
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築１２０年以上のM様邸。
この度、取り壊し工事をさせていただくことになりました。
古くからの大きな邸宅、敷地内に4つの井戸があります。
これらの井戸は埋め戻し、整地することとなっています。
「井戸には神様が宿る」と考えられており、
”井戸の埋め戻し＝井戸じまい”の際は、ご祈祷（お祓い）をするのが通例となっています。
井戸は、「水が湧き出る神聖な場所＝神様が宿る場所」という位置づけが日本文化のなかにあるからです。
ご祈祷をしていただき、あわせて工事の無事も祈っていただきました。
埋め戻しの際は、砂をいれた後、お札をいれた竹をさし「息抜き」をします。
※井戸の息抜きには「神様が井戸の外に抜け出られるように」「神様が呼吸できるように」という精神的な意味もあれば、
「井戸から発生するガスが抜けるように」という現実的な意味もあります。